お前は俺のxxx
第37章 颯太‼︎
『...デ..ケェ..こ..ぇ..』
ハッと颯太を見ると、顔を歪ませながら笑っていた。
「颯太‼︎ 」
『喚..くな..聞こ....え..て.る』
私はベッドに顔を伏せて泣きじゃくった。
颯太はゆっくり頭に手を乗せると、優しく撫でてくれた。
颯太の意識も戻り、流星先輩と碧先輩も面会することが出来た。
その日は無理をさせないために、すぐに帰った。
意識も安定し強打した頭も、検査でも異常は無く、翌日には一般病棟に移った。
そして、病院へ通う毎日は過ぎていったーー