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お前は俺のxxx

第38章 大好きな空



『ククッ。必死にしがみつき過ぎ。』


「だ..だって!
バイク乗るの初めてなんだから!
てか…暗ッッ‼︎ 」


『ほら。こっち。』


颯太は私の手を取ると、
ゆっくり歩き出した。


数本の外灯があるだけで、
周りがよく見えない。


暗くて怖い…。そんな不安も、
颯太の温かい手が安心をくれる。


颯太が連れて行く先にある
開けた場所………

そこにある、ベンチに腰を下ろす。

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