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お前は俺のxxx

第38章 大好きな空



「ね.ねぇ。暗くて何も見えないよ…。
何でここなの?」


『空…見てみろよ。』


颯太に言われるまま、空を見上げてみた。


「うわぁ…何これ…
こんなの初めて見た…」


『すげぇだろ。
たまに、一人で来るんだよ。』


見たこともない、空いっぱいの星の数に言葉を失った私は、しばらく夜空を眺めていた。


夜景でもなく、花火でもない。


自然の光………


山から見る星空は
遮る灯りも無く
より一層、輝いてみえた。


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