お前は俺のxxx
第40章 幸せな時間。
私はキッチンに立っていた。
日頃、和食とか食べて無いかな…?
と魚の煮付けや小鉢など、冷蔵庫の中のあり合わせで作った。
お米も炊き上がり、お味噌汁と一緒にテーブルへ運んだ。
『すげぇ旨そう。』
「本当⁉︎ ありがと..
温かいうちに食べよう。」
手を合わせてから食べ始めた颯太。
すごく綺麗な食べ方…
つい、見惚れてしまう。
顔をほころばせた颯太は
『マジで旨い。優しい味がする。
結愛。作ってくれてありがとな?』
嬉しそうに微笑む颯太の顔を見て
キューっと胸が締め付けられた。