お前は俺のxxx
第44章 本当の彼は。
まこっさんは、『また、おいでね?』と手を振り見送ってくれた。
お店を出ると、颯太にお礼を言う。
「ありがとう!ご馳走様でした。
すごく美味しかったよ♪
まこっさんもいい人だね!
また連れていってね☆」
颯太はフッと笑うと私の頭をクシャっと撫でた。
『いつでも連れてってやるよ。
お前のその顔が見れるなら。』
私の手を引くと、颯太は、私の家まで送ってくれた。
私は、昨日・今日の出来事を思い出しながら、幸せな時間を過ごせたことに顔がほころんでいた。
まこっさんから、颯太の話を聞けて嬉しかった。
まだまだ知らないことはたくさんある。
もっと颯太のことが知りたくなった。