お前は俺のxxx
第49章 彼の優しさ。
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『まだ降りてこねぇの?』
「あ..颯太ごめんね。
何か、クラスで親睦会やるみたいで
今日一緒に帰れないんだ..」
『クラスでやるんなら仕方ねぇか。
それ、どこであんの?』
「駅前のカラオケだと思う。」
『ん。分かった。
結愛。言ったこと忘れんなよ。』
「うん。大丈夫だよ!」
颯太との電話を切ると「はぁ。」とため息がこぼれた。
約束したばかりなのに…
颯太と一緒に帰りたかったなぁ。
あの時以来、颯太はクラスのことを優先してくれるようになった。
学年も違うから、クラスメイトが気を使わないようにしてくれるんだ。