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お前は俺のxxx

第49章 彼の優しさ。




♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪



『まだ降りてこねぇの?』



「あ..颯太ごめんね。
何か、クラスで親睦会やるみたいで
今日一緒に帰れないんだ..」



『クラスでやるんなら仕方ねぇか。
それ、どこであんの?』



「駅前のカラオケだと思う。」



『ん。分かった。
結愛。言ったこと忘れんなよ。』



「うん。大丈夫だよ!」



颯太との電話を切ると「はぁ。」とため息がこぼれた。



約束したばかりなのに…
颯太と一緒に帰りたかったなぁ。


あの時以来、颯太はクラスのことを優先してくれるようになった。


学年も違うから、クラスメイトが気を使わないようにしてくれるんだ。

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