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お前は俺のxxx

第62章 消えない。



乱れた服を整えていると、入口から私を呼ぶ声が聞こえた。


『藤川ちゃん?いる〜?』


「う..うん‼︎ ちょ..ちょっと待って‼︎」


慌てて書籍を抱えて、入口へ走った。
入口には立花くんがいた。


『随分、時間かかってるみたいだけど?
見つからなかったの?』


「あ..見つけたんだけど、た..棚からいっぱい落ちてきて、片付けてたんだ‼︎」


『そっか。もう下校時間なのに
戻ってこなくて心配したよ。』


立花くんは、私のカバンを持ってきてくれていた。

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