お前は俺のxxx
第62章 消えない。
立花くんは、私がなかなか戻って来ないことを、心配してくれていたみたいだった。
「あ.あの..わざわざゴメンね..。」
『気にしないでよ。それより...大丈夫?
なんか、顔色が悪いけど...?』
「え..?そ..そんなこと無いよ?
大丈夫だよ‼︎ あ..私、先に帰るね。
家で課題終わらせなきゃ‼︎ま.また明日!」
私は立花くんに、さっきのことを気づかれないように、資料室を飛び出して、学校を出た。
歩きながら、カバンの中から携帯を取り出すと、颯太からメールが入っていた。