お前は俺のxxx
第69章 やらねぇよ?
『結愛‼︎‼︎‼︎』
入口の方から私を呼ぶ声が聞こえる。
大好きな声……
私は瞳を開け、入口をみた。
そこには、颯太の姿があった。
私の瞳からはポロポロと涙がこぼれ落ち、気づいた時には颯太の胸に飛び込んでいた。
「颯太ァ‼︎ ごめ..ヒック..ごめ..ッ..なさい..」
颯太は私を抱きしめ
頭をポンポンと撫でてくれた。
『結愛。心配するな。
お前は何も悪くない。』
私の顔に手を添え
指で涙を拭ってくれる。
そして、私を見て優しく笑うと
もう一度抱きしめてくれた……