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お前は俺のxxx

第70章 硬く握る拳。



まこっさんの店に着くと、
Closeの札が下がっていた。


ドアを引くと鍵は開いていて
構わず中へ入った。


中にはまこっさんと、もう一人男がいた。


『早かったな。』


俺は、肩で息をしながらカウンターに座った。


『コイツは原田っつー、俺の後輩。

このバカが、自分の店をクソガキに
金貰って営業までの間、貸してんだと。』


俺は、チラっと原田という男を見た。


見た目はチンピラ風なんだが
そのオーラがねぇ感じの奴だった。


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