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お前は俺のxxx

第80章 隣にいるだけ。




「あ...こ..これ。」



私の肩に掛けられたシャツを返そうとすると、修くんは私の肩にそっと手を置いて止められた。



『夏でも夜は冷えるから、掛けてな?』



「でも..修くんが..」



『俺は平気だよ?
このくらいが丁度いい。』



修くんは、私を見てニコっと笑い
そのままググっと伸びをした。



『この場所。落ち着くよね。
俺もよくここに来るんだよ。

海を見て、波の音聞いてるだけで
癒やされるんだよな。』



修くんは海を見つめながら、
優しい声で話し始めた。


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