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お前は俺のxxx

第108章 怪しい影…




翌日も周りの態度は変わらず、女子からの嫌がらせは酷くなっている。



登校すると上履きは無くなっていて、教務室で来客用のスリッパを借りて過ごしていた。



(本当…やる事が幼稚だな。
マジで相手してらんないわ…。)



携帯の履歴は非通知で埋まっている。



昼休憩になり屋上へ上がろうとした時、後ろから声をかけられた。



『藤川 結愛ちゃん♪』



名前を呼ばれて振り返ると、
男の人に呼び止められた。



(誰?この人。)



男子生徒はデザイン科か建築科しかいない。クラスの人じゃないから、上級生だと思う。



「あの..何か用ですか?」



『話あるんだけど、ちょっといい?』



今までクラスメイト意外の男子生徒から声をかけられる事は無かった。



私の隣には颯太が居たから。



「話ならここで聞きま..」



私の返事を遮るように、男の人は言葉を被せてきた。



『ここで話せる内容じゃないんだけど?言っちゃっていいの?』



私は怪訝な表情を浮かべると、
男の人はニコっと笑って


『とりあえず付いてきてよ?』


と私の腕を引いて歩き出した。


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