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お前は俺のxxx

第116章 誤解が解けて。



動画には私たちが屋上に上がってからの一部始終が録画されていた。


『テメェ..‼︎何でそのこと..』


『藤川ちゃんの彼氏。
一之瀬先輩から全部聞いてたから。
こうやってお前が藤川ちゃんを脅したってこと。

支配?駒?人を人だと思ってねぇお前を、誰が信用すると思ってんの?
調子に乗んじゃねぇぞ!

あ〜それと。自慢じゃねぇけど、俺って何気に顔広いんだよね〜。覚悟しとけよ?お前の支配とやらもこれで終わりだ。

藤川ちゃん行こうか♪』



立花くんは私に優しい笑顔を向けると、震える私の手をそっと引いて階段を下りた。


そしてそのまま私を保健室へ連れて行くと、碧に連絡を入れてくれる。


『藤川ちゃん大丈夫だった?
怖かったよね..ごめんな。
すぐに飛び出そうと思ったんだけど..

もう大丈夫だから。あいつを抑える証拠は撮れた。後は俺に任せて?終わらせるから。』


立花くんは私の頭をポンと撫でると、メディカルキャビネットの中から湿布と包帯を取り出し、私の前にスツールを置いて座った。


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