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はじまりは保健体育☆

第4章 4


「由宇は優しいな…」

達哉先輩はゆっくりと近づき、私の肩に手をおいた。

その瞬間、私の心臓はドクンと跳ねた。

(なに…コレ……)

ただのドキドキとは違う、心臓がおかしくなったかのように、はや金をうつ。

「せんぱい…」

達哉先輩は、そのまま私をギュッと強く抱き締めた。

「先輩!?」

驚く私、まるで血が逆流しているかのように顔が赤くなるのがわかる。

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