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ミニ嵐がデキるまで

第6章 6

何度も大丈夫だと言いながら背中をさすり続ける事30分

ようやく泣き止んだ

蓮ちゃん、食材…片付けようか

コクンと頷くと俺から離れた

こんなにいっぱい、重かったでしょ
起こしてくれたら良かったのに

よく…寝てたから…

そっか、ありがとう
蓮ちゃんはよく眠れた?

はい

あのさ、その~体は平気?

はい

蓮ちゃんさ、もう敬語使わなくていいよ
1ヶ月一緒に住むんだし

は‥うん

ハハッ! はうんってなんだ

ぷっ! クスクス

あ、やっと笑った
ところで朝食なに?

すると蓮ちゃんは俺の肩を叩いて時計を指差した

げっ! もう13時?
朝食どころか昼飯じゃん!

そうなの、なに食べる?

蓮ちゃんの着替え買いに行かなきゃだし、外で食べよう
急いで支度するから待ってて
晩御飯は、蓮ちゃんに任せるよ

30分後、俺達はタクシーで出掛けた

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