テキストサイズ

秘密と嘘と罪と罰

第1章 スパイラル

この扉の前に立つと

必ず思い出す光景がある



人は天に召されると、まず初めに

裁きの門をくぐらなければならないのです…



ミサの後にもらえるお菓子がどうしても

欲しいって散々駄々をこねたクセに

神父様のお話が始まって5分もたたない

うちに、私の手を握り締めたまま

あの子は眠ってしまった





エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ