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叔父さんと僕

第5章 叔父さんと僕とオナニー1

そういう話を聞いたのは、昼休みがもうすぐ終わる時間帯であった。

場所は僕が通っている都内の私立高校。
居候前は、自宅から15分ぐらい自転車に乗って駅まで行って、そこから二駅だけ乗ってすぐそばの学校へ到着、というルートだった。
けれど今は、マンションのすぐそばの駅に乗り、一駅乗って一つ乗り換えてから三駅乗って到着というルートになった。
ちょっとだけ早起きになったけど、仕方ないことだ。でも正直朝が弱い僕には辛い。

話は戻って、あと3分ぐらいで昼休みが終わる時だった。

近くの席に群がっていた男子達の話が耳に入った。

「お前の好きなあのAV女優の新作ゲットしたんだけど貸してやろうか?」

「鈴沢愛梨ちゃん?マジで?サンキュー!」

「いいなー俺ん家母ちゃんが勝手に俺の部屋入るから買えねーんだよ。」

「俺は姉ちゃんがマンガ取りにくるから無理だわ。」

「俺も俺も!だから無料のエロ動画漁ってる〜」

「だよな〜」

そう言って笑い合っている。

…昼休みになんて話をするんだ。近くに女子もいるんだぞ。

その近くの女子の話も聞こえてきた。

「ねーねーあの先輩とどこまでいったの〜?」

「ちょっ…アンタ直球過ぎマジウケるー」

「こないだヤったよ〜」

「マジで?どうだった?やっぱよかった?」

「長いけど細いのんだよネー、あんまりって感じぃ。」

「さやかアンタマジ悪女〜」

「だって自分がイったら即終わりだよ〜?アタシイけなかったんだけど。マジないわ。」

「ないわー」

「アレは自分でシたほうが断然いいわ。」

そう言って笑い合っている。

…大和撫子とはなんだったのか。

さすが年頃だなと若干引く。

僕も、興味がゼロというわけではない。
ただ一つ大きな問題があるのだ。

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