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叔父さんと僕

第6章 叔父さんと僕とオナニー2

「昭彦さん。」

「どうした。どこが悪い?」

「あのね、えっとね、」

ダメだ、なんでか涙が出てきた。

僕は上半身を起こす。

「落ち着け、どうした?」

「あのね、僕ね、たっちゃった。」

そう言った瞬間、大粒の涙が僕の目からこぼれ落ちた。

「なにがだ?」

昭彦さんがそう問うと、僕は腰あたりを人差し指で指した。

「ここ…」

歪む視界に昭彦さんを入れる。

明らかに戸惑っている。

「べ、便所行けよ。スマホ持ってって抜いてこい。」

いつものように頭を撫でてくれる昭彦さんの顔を、目だけで見上げる。
下を向いていると、涙がよりこぼれてしまう。

「一人でできないよ…」

僕は情けなく嗚咽を漏らす。

昭彦さんの悩んでいる呻き声も、僕の嗚咽が掻き消す。



ところが、次の言葉に、僕は嗚咽どころか涙まで止まった。


「じゃあ教えてやるから下脱げ。」



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