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叔父さんと僕

第6章 叔父さんと僕とオナニー2

とりあえず冷静を装わなければ。

「だ…だ、大丈夫…」

ハァハァという声を最小限に抑えて、僕はそう言葉を紡いだ。

「いや、大丈夫じゃねえだろ。どうした?熱か?」

昭彦さんがベッドから降りる。

これは本格的にヤバくなってきた。

「だ、大丈夫、だって、ば…」

ダメだ。昭彦さん、こっちこないで。

「顔赤ェぞ、ちょっとデコ出せ。」

そう言って、昭彦さんのおでこが僕のおでこにひっつく。

ピトッと触れた。昭彦さんの低い体温が心地いい。

でも今はそれどころじゃない…

「大丈夫か?ちゃんと状態を言え。気持ち悪いか?だるいか?」

顔は怖いのに、優しい言葉と目に、僕は負けた。

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