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いつも通り家に帰ると、リビングのテーブルにはメモが書き置きされていた。
そこには、お母さんがいつも書く綺麗な文字が並んでいた。

《雪ちゃんへ

おかえりなさい。冷蔵庫におやつ入ってるから食べてね〜。

それと、急に悪いんだけどお母さん仕事で当分の間家を開けなきゃならなくなったの。

荷物はもうまとめておいたから、持って行ってね。》

その後には、ある住所と《ここに雪ちゃんのお父さんの弟さんが住んでいるから、当分住まわせてもらってね》と書かれていた。

正直驚いたけど、お母さんが言うなら大丈夫かと、おやつを食べるとすぐに荷物を持って家を出た。

どんな人なのかな。などと、ほんの少しワクワクしながら僕は電車に乗った。