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叔父さんと僕

第8章 俺と甥っ子と連れ

「はぁ〜…」

俺、昭彦は溜め息を一つこぼした。

ここは俺が勤めている会社の喫煙所。
昼休みはいつもこうしてここに一服しに来る。

溜め息の理由は言わずもがな雪乃のオナニーの事だ。
あの日から3週間ぐらい経ったが、未だ一人で出来ない。
一人でしてみろと言ってみたが、数分経ったら俺の部屋に来て「できない」と泣きべそをかきにくるのだ。
だから週1回、多くて2回ほど俺の手で抜いてやる。これがルールみたいになってしまっていて、俺は真剣に悩んでいる。

「どーしよーかなァー…」

なにがヤバイって、俺まで変な気持ちになってしまっていることだ。
あーんなことやこーんなことを俺にされている時の雪乃は、たまらなくエロい。

うっかりキスしてしまいそうになった時はさすがに自分を殴った。

雪乃は見事に由美ちゃんのDNAを受け継いでいる。
ふとした時でも、由美ちゃんに見えてしまうのだ。

由美ちゃんは俺の初恋の人だから。
俺が初めて恋に落ちた人で、初めてのーーー…

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