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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第24章 仕掛けた罠。




店を出て階段を下りると、湊はポケットから携帯を取り出し誰かに電話をかけている。



私は繋がれたままの手を見て、
慌てて手を離すと湊から離れた。




彼女のフリとはいえ…
まさかキスまでするとか…



さっきのコトを思い出してしまい、真っ赤になった顔がバレないように湊に背を向けて立っていた。



『お疲れッス。今どこ?
早っ‼︎了解〜。下で待ってるわ。』



湊は電話を切ると、背を向けて立っていた私の顔を覗き込んできた。




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