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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第35章 温かい家庭。




「湊ごめんね。ウチのアホ2人が..」


『ははっ!すげぇ楽しかったよ。』


湊はフワッと私を抱きしめると、
おデコにキスを落とした。


『明日、また学校でな?』


私の頭をポンと撫でると、
湊はバイクで帰って行った。


私はこれ以上絡まれないように自分の部屋に避難すると、ルームウェアに着替えてベッドに寝転がる。


今日1日の出来事を振り返ると、まるで夢を見ているようだった。


湊のことをたくさん知った。


楽しそうに笑う顔…

赤くなって照れた顔…

優しい笑みで見つめてくれる顔…


(もっと…色んな湊を知りたいな。)


布団に入ると微かに湊の香りがした。


まるで湊に包まれているようで、その心地良さにいつの間にか眠りに落ちていた。

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