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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第36章 彼の嫉妬。




翌日ーー


いつものように登校し、上履きに履き替えようと靴箱を開けた。


(何この古典的な嫌がらせ..)


私はそれを見て顔が引きつった。


『日和センパイ♪おはよーッス!』


私の顔を覗き込み、笑顔で挨拶してきたのは耕太だった。


「お?耕太じゃん。おはよー!」


私は上履きを取り靴を逆さにすると、中身を床にバラバラと落とした。


『えぇ⁉︎何ッスかそれ‼︎⁉︎』


「見ての通り、画鋲だね。」


耕太は足元に散らばる画鋲を見て、驚愕している。


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