モテモテ男の裏の顔⁉︎
第39章 脅された私は⁉︎
「ぁ..。み.みな..と。どうしたの?」
湊は私の頭をクシャっと撫でると溜息をついた。
『お前のとこ行ったら保健室にいるっつーから来たんだよ。具合悪ィの?』
「全然平気‼︎ なんか勘違いされて..
保健室に行けって言われたから..
サボり...的な?」
湊は話を聞いて私の髪をクシャクシャと乱した。
『お前っ‼︎心配して損した‼︎』
「ギャあ⁉︎ご.ごめんって‼︎‼︎」
クシャクシャにされる頭を押さえながら湊の手を阻んでいると、ピタっと手を止めた湊が私の腕を掴んだ。
『おい…。この腕どうした。』
急に湊の声のトーンが下がり、不思議に思った私は掴まれたままの腕を見ると、両手首に赤い痣ができていた。