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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第39章 脅された私は⁉︎



(学校に..バラす...?
私だけじゃ無く湊まで..退学)


頭の中には最悪な状況ばかりが浮かび、放心したまましばらくその場から動けなかった。


どうすれば…
私があいつと話をつけに…

でもそんなのあいつの思うツボ。

それに…
さっきみたいな事になったら…


私はベッドの上で頭を抱えていた。


ガラガラーー


保健室のドアが開く音がして、誰かが室内に入ってきた。


『日和?』


カーテンの向こうから聞こえたのは湊の声。

私は咄嗟にベッドに潜り込んだ。

シャッとカーテンを開ける音が聞こえ、ベッドの側に歩み寄ってくる気配を感じた。


『日和?大丈夫か?』


湊はゆっくり布団を捲り、私の顔を覗き込んできた。


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