テキストサイズ

モテモテ男の裏の顔⁉︎

第41章 押しに弱い私。



「ちょっと⁉︎湊..勝手に‼︎」


『残念〜。お前がいるなら仁ちゃんが迎えに来るってさ。』


私はこんな感じで湊に振り回されてます..


放課後ーー


湊は先に昇降口で私を待っていた。


(チッ。逃げれなかったか...)


湊と一緒に正門を出ると、黒塗りの厳つい車がドンと目の前に停まっていた。


(この車は..仁兄ちゃん...だよね。)


明らかに迷惑行為の類に入ってる。


下校する生徒はチラッと見ただけで、足早に正門を去っていく。


湊が後部座席のドアを開けると、仁兄ちゃんが運転席から声をかけてくる。


『ピヨちゃん。元気だったか?
早く乗りな?邪魔になっからよ。』


(もう充分邪魔になってたはず..)


私と湊は後部座席に乗ると、仁兄ちゃんの運転で撮影スタジオのある事務所へ向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ