無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

慌ててコーヒーを飲むと、少し違和感があった。


（甘い…？）


甘いのが苦手な私は、
甘いものには敏感だ。


『日和ちゃん？』


「あ…。ゴメン。これ飲んだら帰るね？」


『…もしかして、彼らのこと気にしてる？たまに来るんだよね…。気にしなくても大丈夫だよ。俺もいるからさ？』


（いやいや…。マサくんがいるから、余計に気にするんですよ！）



なるべく顔を上げないように、
アイスコーヒーを飲んでいた。