モテモテ男の裏の顔⁉︎
第20章 彼なりの優しさ。
私はお風呂に入ると、
汚された体を何度も洗い流した。
私の中で果てた政臣の欲...
今日は安全日だけど、やっぱり怖い。
万が一なんて絶対にヤダ...
湯船に浸かりながら、
これからのことを考えていた。
こんな狭い街で、政臣から逃げて過ごせるわけが無い。
だからって、あんな奴の思い通りになんかならない。
このことが兄貴にバレるとか絶対に嫌だ..
日頃から一匹オオカミの私には
こんなこと相談できる相手もいない…
愛菜なんか聞いただけで
ぶっ倒れんだろうな。
あぁ…どうしよ…。