曖昧☆Bboys
第1章 Two years ago.
真夏の夜のライブハウスの裏口にガヤガヤと群がる黄色い声の女性達。
我先にと持ち寄りのプレゼントを片手にめいいいっぱいお洒落をして瞳を煌かせ意中のバンドマンを待っている。
私は友人亜紀の付き合いでこの日ライブに付き合い、只今出待ちの女子達を一歩下がって壁際で他人事のように見ていた。
一番人気のボーカールのナントカが出てくると、女子達の黄色い声が耳に劈く。
冷めた目で私はそれを眺めている。
あ、亜紀プレゼント渡せた。
やっと帰れる。
「ねえ、お姉さんは純也のファンじゃないの?」
いきなり話しかけられたのは肩からギターを下げた、さっまでギターを弾いていた...誰だっけ?
我先にと持ち寄りのプレゼントを片手にめいいいっぱいお洒落をして瞳を煌かせ意中のバンドマンを待っている。
私は友人亜紀の付き合いでこの日ライブに付き合い、只今出待ちの女子達を一歩下がって壁際で他人事のように見ていた。
一番人気のボーカールのナントカが出てくると、女子達の黄色い声が耳に劈く。
冷めた目で私はそれを眺めている。
あ、亜紀プレゼント渡せた。
やっと帰れる。
「ねえ、お姉さんは純也のファンじゃないの?」
いきなり話しかけられたのは肩からギターを下げた、さっまでギターを弾いていた...誰だっけ?