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曖昧☆Bboys

第19章 弄ばれて愛されて

その夜、ベッドに入ると彰吾はさっきの罪滅ぼしのように、いつになく丁寧に私を抱いた。


彰吾の舌先は熱く私の毛穴をひとつひとつを唾液で塞いでいく。


今度は彰吾の愛情をたしかに感じた。


私の身体は彰吾の愛に染まる。


これが正しい。


これでいいんだ。


そう思う自分が必死に彰吾に応え様としているのに、誰かが本当は霧人がいいんだろ?


と、囁いている気がした。


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