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曖昧☆Bboys

第7章 二番目の女達

だってどう考えたって、亜紀は単なる愛人で都合の良い女なのだ。


そんなこと世の中の常識だ。


それなのに亜紀はこんなふうに酒を煽り苦しんでいる。


セフレを作ったのもきっとこれが原因だろう。


「あ、智也さんと付き合えばいいじゃん」


「私もそう思ったよ。

エッチしちゃえば好きになるだろうと思ったの。

だけど私のココんとこ住み着いてるのは義道なんだよ。

ちっとも離れてくれないの...」


亜紀は胸を押さえるように訴えた。


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