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私の“心“

第8章 11月8日

ふと思い出したので書いてみよう


私の遠い親戚に会ったのは中学卒業して、しばらく経ったときのことだった。

ひいおばあちゃんが亡くなって、葬儀に参列した。

ひいおばあちゃんの家に親戚達が集まって、いろんな話をしていた。
周りを見ても、知らない人たちでとても居心地悪かった。


「なお!」

ん?と思って母を見ると、母は呼んでないと首を振ってた。

そのときは「同じ名前の子がこんな近くにいるなんて、不思議な感じ」としか思わなかった。

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