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泣き虫リトル

第1章 “間違い”

『アニキっ勉強教えてー!』


「またかよ。つーかお前もう寝ろ」



時計が指すのは夜の11時。

俺はいつものようにアニキの部屋に遊びに行く。


一緒にゲームやろう、とか何か喋ろう、とか。

アニキは早く寝ろとか言いながら毎日俺につき合ってくれる。


んで、今日は勉強。



「勉強とか、珍しいな」

『俺らのクラスの平均点っ学年一位だったら担任の山下が
ジュースおごってくれるんだー!』

「、、楽しそうだな」





「でも夜だから声のトーンおとせ」

アニキが俺の頭をポンと叩く。

『えっあ、ごめんっ』




俺の顔がちょっと赤くなる。


、、いや、実の兄でもめっちゃカッコイい男に頭ポンってされたら、誰でも顔赤くなるだろ。








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