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溺愛禁止。

第9章 ちょっとだけなら許可します。

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恋実ちゃんの狭いベッドに二人で並んで横になると


恋実ちゃんの右半身と俺の左半身は自然と触れていた。


俺は恋実ちゃんの手を握って
今日はここまで、と自分に言い聞かせた。


恋実ちゃんはシャワーを浴びたばかりで
シャンプーか、ソープの匂いかわからないけど


いつも以上にいい香りがする。


一人興奮する俺を余所に
恋実ちゃんの可愛い寝息が聞こえてきた。



チラリと横顔を覗くと


本当に…綺麗だった。









俺は



この先、大丈夫なのだろうか。



アイツのように




嫉妬に狂うことなく



大人の男を演じられるのだろうか…。

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