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溺愛禁止。

第10章 笑えば笑うほど。

お互い久し振りだからか一本目は外してしまった。


「くっそー。」


「はい、次々!」



お互いに二本目、三本目はゴールを決めた。



「恋実ちゃん、上手いんだけど…。

もしかしてバスケ部だった?」



「ううん、バレー部だったよ。

でもスポーツ全般得意なの。」





「マジかー、意外だー。」




意外?


もしかして…思っていたイメージと違うと


好きっていう気持ちが薄れてくるのかな…?






「…おしとやかな女の子の方が、好き?」




私がそう聞くと


蓮君は真剣な表情になって四本目を決めた後…






「そんなの関係ない。

俺が好きなのは、恋実ちゃんだから。」



そう言ってくれた。




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