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さっきまで活発だった恋実ちゃんの勢いが無くなって


んーと、えーと、あのね、の繰り返しで
おねだりしようとしている子どもみたいだ。



「そんなに言いづらいことなの？」




「…う、うん…///」



「何？言ってごらん？」





モジモジしている恋実ちゃんの真正面に立って
優しく頭を撫でてあげると






「いい？一回しか言わないから

聞き逃さないでね？」



ようやく覚悟を決めたようだ。







「蓮君…。」





俺をウルウルとした綺麗な瞳で見上げ





「キス…




して欲しいの…。」







間違いなく




キスして欲しいの、って…




言った…。