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大好きだった…頃？


何言ってるの？



健太…私のことが、好きだったの？


嘘…。



だって、健太…
私は恋愛対象にならないって言ってたのに。




「…こんなこと、
俺だって言うつもりじゃありませんでした。

だけど、
今のままじゃ、恋実が可哀想で…。」



私が、可哀想？




「ねぇ…健太？違うんだよ？

蓮君はね？」




「今は話さなくていい…。」



「え？」




「二人で会う時に話そう。

じゃ。」




健太がその場から離れようとした時だった。






「おいっ、待て。」




蓮君が健太を引き止めたのだった。









「お前と二人では…会わせない…。」