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溺愛禁止。

第15章 彼の音

「怪我は?」


「…。」



「したの?」


「…大丈夫…」



「はい、また嘘ついた~」



私をソファーに下ろして蓮君は床に跪く。


「見せて?」


「や、」



私の足を掴んで見ようとする。




「足なんて、恥ずかしい///」


脚を動かし全力で抵抗していると
ワンピースのまま寝ていた私は


「バタバタしないで、パンツ見えた方が恥ずかしいと思うけど。」


ニヤリとそう言われ脚を止めた。



「はい、お利口さん。」





言われるがまま従う私に
楽しそうな彼は


私の足裏を見て


「血が出てる。処置しなきゃ…。

これ脱いで?」



…?



蓮君は私のパンストを摘まんだ。

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