溺愛禁止。
第16章 徹底追及。
どうして謝るの?
蓮君は私の顔を優しく両手で包み込んだ。
「俺…浮かれてて、恋実の体調のこと…」
そんなこと…
私だってすっかり熱があったことなんか忘れてたし、とっても幸せな時間を過ごせたんだから謝ってほしくない。
「私は、元気だから大丈夫だよ」
「うん、熱は下がったみたいだね」
私の体温をそこまで把握しているのか…。
---そうじゃなくて
「ねぇ蓮君、さっきの話だけど…」
「恋実は、どう思うの?」
私の話を遮って蓮君は聞く。
「どうって?」
「俺が他の子と腕を組んだり映画に行ったりすることを恋実が嫌なのか
世間一般的な意見を言っているのかどっち?」
どっちって…
そんなの決まってるけど…
「ねぇ、どっち?」
…何でそんなに楽しそうな顔してる訳?
質問してるのは私の方なのに!
蓮君は私の顔を優しく両手で包み込んだ。
「俺…浮かれてて、恋実の体調のこと…」
そんなこと…
私だってすっかり熱があったことなんか忘れてたし、とっても幸せな時間を過ごせたんだから謝ってほしくない。
「私は、元気だから大丈夫だよ」
「うん、熱は下がったみたいだね」
私の体温をそこまで把握しているのか…。
---そうじゃなくて
「ねぇ蓮君、さっきの話だけど…」
「恋実は、どう思うの?」
私の話を遮って蓮君は聞く。
「どうって?」
「俺が他の子と腕を組んだり映画に行ったりすることを恋実が嫌なのか
世間一般的な意見を言っているのかどっち?」
どっちって…
そんなの決まってるけど…
「ねぇ、どっち?」
…何でそんなに楽しそうな顔してる訳?
質問してるのは私の方なのに!