溺愛禁止。
第4章 デート
「恋実ちゃん、びっくりしたぁ?」
私のリアクションを見てケタケタと笑う月子さん。
しかも---
「俺の兄貴。」
蓮君が運転席を指差した。
「えっ?!嘘…店長が蓮君のお兄さん?」
「そ、似てないだろ?」
…気付かなかった…。
「隠してた訳じゃないんだ、他の従業員はみんな知ってるし。
いつ気付くかな、とは思ってたけど。」
だって…性格も違うし…
店長はバイトの面接をしてくれたけど
その時からちょっと怖いイメージだ。
でも、
無口だけど的確な指示を出すし、接客する時は爽やかな笑顔で若い女性から年配の女性まで虜にしてしまう。
私の勝手な分析だけど、
店長のことは信頼していた。
私のリアクションを見てケタケタと笑う月子さん。
しかも---
「俺の兄貴。」
蓮君が運転席を指差した。
「えっ?!嘘…店長が蓮君のお兄さん?」
「そ、似てないだろ?」
…気付かなかった…。
「隠してた訳じゃないんだ、他の従業員はみんな知ってるし。
いつ気付くかな、とは思ってたけど。」
だって…性格も違うし…
店長はバイトの面接をしてくれたけど
その時からちょっと怖いイメージだ。
でも、
無口だけど的確な指示を出すし、接客する時は爽やかな笑顔で若い女性から年配の女性まで虜にしてしまう。
私の勝手な分析だけど、
店長のことは信頼していた。