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溺愛禁止。

第18章 二人の未来は…?

翌朝、私は補佐的だったけど
二人でキッチンに立って朝食を作った。


調理の合間に蓮君が沢山キスをくれるから
なんだかんだで手が止まって時間がかかってしまった。



それでも蓮君の腕前は以前とは遥かに違っていて
見惚れるばかりだった。








朝食を済ませると二人でまったりと過ごした。


この一年間のことを沢山話してくれた。


料理長はとっても厳しくて、
でも、とってもあったかい人だった、と。



簡単にこなせることばかりじゃなくて
悩んだり、落ち込んだりもしたけれど


恋実を思い出して頑張ったよ、と。







「あまりにも、恋実に会いたくて
毎晩恋実のことを考えながら眠るからか


夢の中に何度も恋実が出てきた…」



そう言って笑う蓮君。




「触れたかった…」



私の頬を優しく撫でて
唇に、またキスをくれる。









「恋実は……?」




………?




「恋実の

この一年間のこと、聞かせて?」







「……うん」


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