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溺愛禁止。

第5章 いい人?

ある日の休日。


蓮君に誘われてショッピングモールに来ていた。


友達が蓮君しかいない私は、蓮君に誘われるとどこにでもついていってしまう。


それに、一緒に居ると楽しい。








私は洋服を見ながら思い返していた。


圭一と付き合っている時はミニ丈は絶対駄目だったし、Dcupの私は胸が目立つ服はすぐに着替えさせられた。




今は…自由だ。


今日みたいにミニスカートを履いても誰にも文句言われない。


私の中で少しずつ、
圭一への恐怖心が薄れ始めていた。






蓮君は、秋物のジャケットを試着しながら
茶色とグリーンで迷っているようだ。



蓮君をこうやって見ていると本当、何でも似合う気がする。


イケメンだし…モテるんだろうな…。



最近、休みとなると蓮君と私は一緒に居るけれど


私がこの街に来る前は、蓮君は休みの日
誰と何をしていたんだろう…。


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