溺愛禁止。
第2章 束縛彼氏。
そして---
専門学校に入ってから付き合った圭一(けいいち)は、バイト先で知り合った一番新しい元彼。
彼は私が女友達と遊ぶのも嫌がり、俺以外の奴とは話すな、遊ぶな、目を合わすなが口癖だった。
私の居場所は常にチェック。
一日に何回も電話とメールが来る。
少しでも返信が遅くなると怒る、というか怒鳴る。
…みんな、最初はそんな雰囲気全く出さないから
付き合ってみるまでわからなかった。
圭一はバイト先の先輩で、親切で優しくて
そんな人には見えなかった。
というか、私に男を見る目が無いんだろう…。
彼の行動はみるみるとエスカレートしていった。
バイト先で新人の男の子に仕事を教えていただけで、私は笑うことが禁止されたのだ。
そして、一週間の軟禁状態。
その頃から私は笑わなくなったし
笑えなくなった…。
もちろん、圭一の前でもだ。
別れようって私が言うと物に当たる彼。
壁のいたるところに穴があいたり部屋の物が常に散乱するようになっていった。
結局…卒業まで別れてはくれなかった。
私は…圭一から離れたい一心で
忽然と姿を消したのだ。
専門学校に入ってから付き合った圭一(けいいち)は、バイト先で知り合った一番新しい元彼。
彼は私が女友達と遊ぶのも嫌がり、俺以外の奴とは話すな、遊ぶな、目を合わすなが口癖だった。
私の居場所は常にチェック。
一日に何回も電話とメールが来る。
少しでも返信が遅くなると怒る、というか怒鳴る。
…みんな、最初はそんな雰囲気全く出さないから
付き合ってみるまでわからなかった。
圭一はバイト先の先輩で、親切で優しくて
そんな人には見えなかった。
というか、私に男を見る目が無いんだろう…。
彼の行動はみるみるとエスカレートしていった。
バイト先で新人の男の子に仕事を教えていただけで、私は笑うことが禁止されたのだ。
そして、一週間の軟禁状態。
その頃から私は笑わなくなったし
笑えなくなった…。
もちろん、圭一の前でもだ。
別れようって私が言うと物に当たる彼。
壁のいたるところに穴があいたり部屋の物が常に散乱するようになっていった。
結局…卒業まで別れてはくれなかった。
私は…圭一から離れたい一心で
忽然と姿を消したのだ。