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溺愛禁止。

第6章 溺愛開始。

キスの後、蓮君に“部屋に行ってもいい?”と
聞かれたけれど


なんだかこのままずるずると始まってしまうのは
違う気がして


私の気持ちが確かなものになってから
そういう関係になりたいと思ったから


もう少し考えたい…

もう少し、返事を待って欲しいと
お願いをした。





そして、家まで送ってもらって
そのまま別れるつもりだったのに…


蓮君が急にお腹が痛いって言い出して
部屋の中のトイレを貸してあげた。




お腹が痛いって言ってたわりにはすぐに用を足して出てきた蓮君。


「あー、すっきりした。」


そう言ってソファーに腰を下ろしてしまった。




特に用事がある訳でも無いから、蓮君が居ても困らないのだけど


さっきのキスを思い出して
全身が熱くなってしまう。



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