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溺愛禁止。

第6章 溺愛開始。

付き合うことを前提に話していると思われたのか、蓮君の目が更にキラキラと輝いた。


「私は…

絶対に…束縛はされたくないの…。」



「…え?」



「あまり…好きになって欲しくないの…。」



「それって、どーゆーこと?」


蓮君が目をまん丸くさせて急に起き上がった。



「私ね…


今まで付き合った人、全員に束縛されて…


こんな話、聞きたくないかもしれないけど…」



続きを話していいかためらっていると




「いいよ、話して?


恋実ちゃんから話してくれるの


ずっと待ってたんだ…。」




そう言って



優しく笑って







大きな手で



優しく頭を撫でてくれた。

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