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溺愛禁止。

第6章 溺愛開始。

圭一を納得させられないまま
家を出てきたこともずっと気になっているし


このまま、蓮君と付き合ったとして
二股を掛けていることにはならないのかな…。



それからもう一つ。



今日の蓮君は…いつもと違う。


いつもは私の気持ちを優先してくれるのに
今日は一歩も引いてくれない。



それが嫌な訳ではなくて


まだ私の知らない一面があるのだとしたら
それが少し怖いのだ。



蓮君も…


今まで付き合ってきた人達と…同じタイプの人間だとしたら…。





「蓮君は…彼女を束縛するタイプ?」




「え?


どうかな…。束縛はしたいけど…
基本、彼女の嫌がることはしないかな。


何で?束縛されたい?


それとも、されたくない?」

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