テキストサイズ

溺愛禁止。

第6章 溺愛開始。

「一つだけ言わせてもらうとさ

好きって気持ちをセーブするのは不可能かと。」



…?


「あまり好きになって欲しくないって言ったろ?」


「…うん。」



「人を好きになる時にセーブしながら好きになったりすると思う?」




…そう言われちゃうと…。




「それに…今更言われても遅いんだよね。」



…?



「恋実ちゃんのこと、もう、相当好きだから。」




…/////…。




「恋実ちゃんも…


俺が恋実ちゃんを思う気持ちと同じくらい
俺のことを好きになればいいんだよ。


本当に心から好きな人には好きにならないでなんて思わないはずだし


もっともっと好きになって、って思うはず。



俺は恋実ちゃんに



そういう恋をしてほしい。



もちろん…



俺とね。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ