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溺愛禁止。

第6章 溺愛開始。

蓮君は自分の言いたいことを言って
スッキリしたようだった。




名残惜しそうにしながらも


“少しずつ、
一緒に居る時間を増やしていこうね”



“また来るよ”



そう言って


去り際にチュッ、と唇にキスをして
帰って行った。








蓮君が帰って部屋に一人になると


なんだか少し寂しい気がした。





いつも明るくて、優しくて


私のことを想ってくれている。






私の新しい…彼氏…だ。




蓮君となら今までとは違う恋愛が出来るかな…。


私は…新しい恋に期待を膨らませていた。
















圭一が














今でもまだ




私を探しているなんて




知らなかったから…。






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