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溺愛禁止。

第7章 訪問者

「ちゃんと言えば……

俺はアイツには何もしない。」



……!!



言わなかったら蓮君に何かするってこと?



「俺は、此処で聞いてるからな。」



圭一は玄関に行き、自分の靴を隠すと部屋の中へ戻ってきて


私をさっきまで押し倒していたベッドに横になった。




そして---


チャイムが鳴った。







出たくなかった。



蓮君と出逢ってから…私はずっと蓮君に支えてもらっていた。


休みはいつも蓮君と一緒だったし
いろんな所に連れて行ってくれた。


無理に笑顔を強要することなく
そのままの私を受け入れて



好きになってくれたんだ。

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